メンズファッションの幅広さは、女性にも勝るものです。

以外かもしれませんが、バリエーションそのものはレディースファッションのほうが上でしょうが、味わいの演出、主張の種類は、大人の男のファッションのほうが一歩先をいくほど多彩で奥深いと言えるのです。

伝統的にトラッドスタイルの例を挙げてみましょう。

お決まりの定番の素材、定番の柄と、いくつかに絞られるとのイメージがありますが、むその組み合わせと微妙な差は、女性ファッションでは及ばないほどの種類があるのです。

ファッションが楽しいものであることは言うまでもありませんが、暗黙の了解があって、定番が成り立つわけです。

決まりごとといってもいいでしょう。

いわば制約、ルールです。

この範囲内で、おしゃれの強調であったり、個性の追求をしてきた大人の男のファッションは、一朝一石で今日まで熟成してきたのではありません。

伝統の中にも、常に新しい要素を大胆に取り込んできたのが、大人の男のファッションの歴史だといってもいいのです。

今日の服をめぐる環境は、以前とは異なってきています。

高いブランドだからいいとか、安いからデザインも悪いといったような評価はもはなくなったからです。

価格の高い安いが、上手なファッションのていばんだった時代は過去の話ですね。

もちろん、一級のブランドの底力は以前として輝きを放っています。

簡単に太刀打ちできない、深みのある品質、長年の積み重ねに裏打ちされた定評のある品質は、多くの大人の男ちの支持を集めてやみません。

そこで今日の男のファッションの新・伝統を考えるなら、それは「大胆で細心に」に行き着くといえます。

価格の高い安いも考慮しながら、テイストを追及することです。

個性の強調でもあります。

どんなファッションのテイストが自分にふさわしいのか。

好き嫌い、似合うかどうかなど、いろいろな選択肢を上手に臨機応変に取り込み、トータルとしての自己主張に磨きをかけていくことにつながります。

一点豪華主義ともゴージャス感でもチープシックとも少し違います。

ありとあらゆる品質、素材が自由に手に入れられる今日のファッション。

自由な幅広い選択の幅を持つのは、あなただけではありません。

誰もが同じフィールドに立っています。

どんな選び方をするかが問われているのか、それが今日のファッションをめぐる環境なのです。

自分だけが他の人とは違った格好をしている、というのは過去の個性の表現になってしまいました。

大胆な視点で、細心な点検の目を養って、あなたの40代メンズファッションを構築していきましょう。